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お気に入りの家具と長く住まう  家具のお手入れ方法

こんにちは。 ノーブルホーム守谷店です。


突然ですが皆さん、家具のメンテナンスはされていますか?


今回、守谷店では、家具メーカーさんにお手入れ方法をご相談させて頂き、展示場にあるソファとダイニング

テーブルをメンテナンス致しました。
よろしければ参考にしてみてくださいね!

ソファ編

布製品のお手入れ方法と注意

■日常のお手入れ方法

普段は、表面を軽く叩き、掃除機でホコリを吸い取る方法で十分です。

または粘着式クリーナーをご使用下さい。

■汚れがついた場合

汚れ(お茶やコーヒー・しょう油など)がついた場合は、中性洗剤を2〜4%に薄めたぬるま湯に、柔らかい布を浸し、軽く絞って表面を叩くようにして拭き取ってください。
その後、水だけを浸して絞った布で洗剤分をよく拭き取り、乾いた柔らかい布で仕上げてください。

■長持ちするポイント

市販のクリーナーもいざというときにあると、すぐに使えるのでとっても便利です❕

紫外線(直射日光など)や赤外線(スポットライトなど)が長期間あたると、表面が変色または劣化する場合があります。

カーテンなどで直射日光を避けるなどして表面を保護してください。

カバーを取り外して洗濯する際の流れ

①まずは、カバーを外します。


②洗濯の表示を確認し、表示に従って洗いましょう。

※ご自宅では洗濯不可の場合もございます。

※こちらに表示されている洗濯表記は改正前(平成28年(2016年)12月以前)のものになります。

【説明】
液温は30℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる。

【洗い方】
洗濯機:ドライコース
洗剤:中性洗剤
※洗濯ネットに入れる

【説明】
石油系溶剤によるドライクリーニングができる

【洗い方】
クリーニング店に依頼する。
※サイズや箇所によって料金は異なります。

表記の内容によると…
洗濯機のドライコースか、クリーニング店でのドライクリーニングが可能という内容になります。


③洗う・カバーの取り付け

※ご自宅で洗濯した際は、完全に乾かしてから、カバーをかけて下さい。

※カバーはぴったりしている為、2人以上でお取り付け頂くことをおススメします。

よくある質問

【ドライクリーニングについて】

『ドライクリーニング』は水を使わないクリーニングになります。

つまり、ご家庭の洗濯機の『ドライコース』とは全く異なります。

ご家庭で洗いますと生地が縦横2センチ縮む場合がございますので

表記を確認し、クリーニング屋さんに依頼してください。


【ソファが凹んでしまった場合】

いつも同じ場所に座っていると、すわり癖がついてしまいます。

もし凹んでしまった際は、ご購入頂いた家具のメーカーで、対応頂ける
場合がございますので、メーカーにお問い合わせください。


【洗う頻度はどれくらい】

基本的に、日常のお手入れで十分です。
こまめに洗う必要はございません。

ダイニングテーブル編

ダイニングテーブルには『オイル仕上げ』『ウレタン塗装』『ラッカー塗装』など種類がございますが、
今回は、守谷展示場にある『オイル仕上げ』のダイニングテーブルの
メンテナンスをしてみたいと思います。

オイル仕上げの特徴とメリットデメリット

【特徴】

表面に植物油を塗りこみ浸透させ余分な油分を拭き取って仕上げる塗装方法です。

【メリット】

・手触りが木そのもののままを感じられます。
・劣化により塗装がはげることがありません。

【デメリット】

・汚れやシミが付きやすい。
・割れや反りが起こることがあります。
・オイルの塗りなおしが必要となります。

オイル仕上げのお手入れ方法と注意

・通常のお手入れはやわらかい布でカラ拭きしてください。

・汚れがひどい場合は固く絞った布で拭いて下さい。

・洗剤などは使用しないでください。

・熱や水分には弱いため、水ジミができやすく注意が必要です。

濡れ拭きをしてはいけないのはなぜ?

オイル塗装のダイニングテーブルは、水分を含むと木が膨らんでしまい
形が歪んでしまう事がございます。
濡れ拭きする場合でも、固く絞って下さいね。

冷えたコップなどを置く場合は、必ずコースター、ポットマットなどをお使いください。

お手入れしてみよう

※オイルのみの方は(3)から


■用意する物

・耐水ペーパー#240 ・耐水ペーパー#400 ・ウエス2枚 ・屋内木部用オイル

※ダイニングテーブルに凹み等がなければ、耐水ペーパーは不要です。

(1) と(2)の作業をする場合、木くずが落ちますので、

[ハンディモップ] [クイックルワイパー] [汚れても良い服]も併せてご用意いただくことをお勧めします。


(1)

まずは#240のペーパーで木目に沿って磨きます。

このように耐水ペーパーを固い木材で巻くと、平に仕上がります。

(2)

次に、#400のペーパーで表面を整えます。

ひと手間加えることで表面はスベスベになります。

(3)

ウエスに少量ずつオイルを染み込ませて塗ります。

※必ず換気をして行ってください。

(4)

乾いたウエスで拭き取ります。べたつきがなくなるまで木目に沿って拭き上げます。

(5)

これでメンテナンスは終了!

半日程度は乾燥させてあげるのが好ましいです。

オイルがついたウエスは燃えやすくなっており、自然発火の原因となります。

食品油を捨てる時と同じように、捨てる際には水に湿らせるなど十分に気を付けて下さいね!

Before , After

ガサガサしていた表面が、しっとりしたような気がします!
質感が全然違いますね!


【 オイル仕上げのお手入れ頻度】

家具をさわってみて、カサつきを感じたときにはオイルを塗りましょう。

頻度は、年に一度くらい、時期は乾燥が始まる秋口が最適です!


いかがでしたでしょうか?

お手入れがされているかいないかで、家具の寿命が変わっていきます。

ぜひ、試してみて下さいね!

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